八光流柔術に伝わる「皇法指圧」を学ぶ!

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さいたま市の大宮にある八光流柔術本部において、2026年8月17日〜18日の2日間にわたり、皇法指圧講習会が開催されました。

「皇法指圧」とは、八光流柔術の創始者である奥山龍峰・初代宗家(1901〜1986)が確立した療術です。

「活殺自在」という言葉があるように、日本武術の伝統として療術が併伝される場合は多かったようですが、近年では武技のみを伝えている流派がほとんどでしょう。

一方、八光流柔術では現在も療術として皇法指圧が伝えられています。

皇法指圧の施術イメージイラスト

今回の講習会には私も参加し、その理論と実技を集中的に学びました。
二代宗家先生から講義だけでなく、施術も直接していただけて、身をもって学べる貴重な機会でした。

特に、施術の前に行う脈診は、とても繊細な感覚と感性が必要なことを実感しました。
それはまさに、八光流柔術の心的作用にも通じる意識かもしれません。

また、皇法指圧は東洋医学だけが理論的ベースだと思われがちですが、実は西洋医学とも融和する卓越した医学として成立したものです。

そのため、書籍『皇法指圧治方学』(初代奥山龍峰・著)の巻頭には、医学博士や医師など5名の西洋医学のオーソリティから推薦文が寄せられています。

『皇法指圧治方学』書影

皇法指圧治方学は、奥山龍峰・初代宗家が南拝山に学んだ東洋医学や平田内蔵くらきち(了山)に学んだ皇法医学を基にして、さらに工夫・進化させたものといえるでしょう。

平田内蔵吉は、肥田式強健術の創始者・肥田ひだ春充はるみちが最も信頼した高弟ともいわれ、皇法医学も心身の「正中心」を大変重視しています。
その「正中心」を養成する方法として、八光流柔術には「護身体操」が伝わっているのです。

「護身体操」については、記事『八光流柔術に伝わる「護身体操」とは?』もご参照いただければと思います。この記事では、皇法指圧の「経状反応」「帯状反応」などにも触れています。

八光流柔術に伝わる「護身体操」とは?
八光流柔術には、武技だけでなく、東洋医学の経絡けいらく理論に基づく「護身体操」や「皇法指圧」が伝えられています。今回は主に、奥山龍峰・初代宗家が創案した「護身体操」と、その背景にある「武医同術」の思想についてご紹介します。奥山龍峰・初代宗家…

そして、皇法指圧や護身体操は、単なる療術や健康体操の枠には収まりません
自然の一部である人間の身体を整えるということは、刻々とこの世界が移り変わる中でどう生きるべきか、ということにも繋がっています。

すなわち、「よりよい人生を送るための方法」ともいえるのです。
だからこそこの講習会には、前述の書籍『皇法指圧治方学』だけではなく、『新易診断法』『的中類推秘伝』『家相秘蘊』(いずれも奥山龍峰・初代宗家の書)も教科書として含まれていたのでしょう。

『新易診断法』『的中類推秘伝』『家相秘蘊』書影

皇法指圧の理論と実技にご興味がある方は、八光流柔術に入門しなくても八光流本部で開催される講習会に参加して学べるそうです。

また、本部道場に併設される治療室で受診もできるようですので、指圧を受けてみたい方は本部にお問い合わせいただければと思います。

▶︎八光流柔術本部サイト・皇法指圧のページはこちら


八光流柔術の魅力は、実際に身体で体験してこそ伝わる部分も多くあります。
護身道シブヤは、初心者の方にも安心して参加していただける少人数クラスで行っています。

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