実は意外なかたちで世に出ていた八光流柔術

三波春夫が歌う「花咲く道場」のレコードジャケット写真 お知らせ・ブログ

八光流柔術は現在、「知る人ぞ知る武道」と思われることが多いかもしれません。
しかし実は、昭和の時代には、レコードや漫画など意外なかたちで世の中に紹介されていた歴史があります。
今回は、そんな少し驚きのある「八光流柔術と昭和文化」の接点を振り返ってみたいと思います。


漫画『雷光くん』と三波春夫の「花咲く道場」

この記事を読まれている方には、初めて八光流柔術の存在を知った方もいるかもしれません。

今おそらく一般の方々の間では、誰もが知っている武道とまではいえないでしょう。

しかし、実は昭和の時代、八光流柔術が意外なかたちで世の中に広く発信されていたのです。

例えば1960年(昭和35年)には、月刊誌『少年クラブ』(講談社)付録として、八光流柔術に励む少年が主人公の熱血武道漫画『雷光くん』(どや一平・作)が、当時の子どもたちに大人気となりました。

少年クラブ付録『雷光くん』の表紙

また1965年(昭和40年)には、三波春夫氏が歌う八光流柔術の曲「花咲く道場」(テイチクレコード)がリリースされたのです。

昭和世代ならご存知の通り、三波春夫氏は1970年(昭和45年)の大阪万博テーマソング「世界の国からこんにちは」も歌った国民的人気歌手でした。

そのレコードのB面は、長島一郎氏が歌う「正義の八光流」です。

三波春夫が歌う「花咲く道場」のレコードジャケット写真

なぜかレコードジャケットの文字が「正義の八荒流」(「光」が「荒」)となっているバージョンも存在しますが、これは印刷時の手違いによるものと考えられます。

三波春夫が歌う「花咲く道場」のレコードジャケット写真だが、B面の曲名「正義の八光流」が誤字で「正義の八荒流」となっているもの

なお、これらの曲はそれぞれ、毎日放送テレビ「王者の門」の主題歌と挿入歌であると記載されています。


八光流柔術本部で発行された多くの出版物

さらに昭和の時代は、奥山龍峰・初代宗家を中心とした八光流柔術本部から、数多くの書籍、そして流誌が出版されていたのです。

ほんの一部ですが例を挙げると、次のようなものがあります。

『奥山龍峰 旅日記』
『八光流宗家 奥山龍峰』
『八光流初段秘傳』
『八光流二段秘傳』
『八光流三段秘傳』
『八光流四段秘傳』
『八光流雅懐編(護身18ヶ条手解き)』
『八光流秘傳解説』
『指圧と護身の秘術』
『皇法指圧治方学』
『皇法医学 家庭整骨法』
『的中類推秘伝』
『新易診断法』
   …ほか多数

このように、八光流柔術は世の中に存在感を示していました。


現代へとつながる世の中への発信

そして、ぜひまた現代においても、「護身道としての八光流柔術」を多くの人に知っていただき、親しんでいただきたいと思っています。

そのために、護身道シブヤのサイトでは、ブログ記事も含めて様々な情報を発信していきたいと考えます。

護身道としての八光流柔術については、記事「実戦的な軍隊格闘術と比べて、八光流柔術は使えるのか?」をご参照いただければ幸いです。

ひとまず今回は、昭和中期頃までの内容とさせていただきましたが、もちろんそれだけではありません。

次回は、昭和後期以降に八光流柔術が登場したあの超人気テレビ番組や、一般流通する武術専門誌や各種の書籍での展開についてご紹介します。

ぜひ次回もお読みいただければ幸いです。
次回の続編「書籍や雑誌で世の中にインパクトを与えた八光流柔術」は、下記よりご覧いただければ幸いです。


八光流柔術には、文章や映像だけでは伝わりにくい感覚もあります。

もし少しでも興味を持っていただけたなら早速、実際にその身体感覚に触れていただければ嬉しく思います。

護身道シブヤでは、そうした体験の入口となる場を用意しています。
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