軍隊格闘術は当然「使える」が、プロ仕様といえる
「本当に使える護身術を学びたい」と思って調べた方なら、イスラエルの軍隊格闘術であるクラヴ・マガや、ロシアの軍隊格闘術システマなどに関する情報を目にする場合が多いと思います。
そのような格闘術と比べて、八光流柔術は果たして使えるのでしょうか。
結論から言えば、習得する前提条件が違うため、一般人の目的に対しては十分以上に使えます。むしろ一般人にとって、八光流柔術は現実的といえるかもしれません。
イスラエルのクラヴ・マガ、ロシアのシステマ、日本の自衛隊格闘術。これらは戦闘のプロが実際の現場を踏まえ、世界中の格闘技・武術も研究して作り上げた、極めて実戦的な最先端の格闘術です。
ただし、それらは過酷な日常訓練を前提としたプロ仕様でもあります。強靭な筋力、心肺機能、精神的なタフさが土台にあり、相当にハイレベルな身体能力が求められるでしょう。
一般人にとって「実戦的」とは何か
軍隊格闘術は、年齢とともにハードルが上がる側面もあります。反応速度や筋力、フィジカルをベースにしている以上、40代、50代になると、技術の上積みだけで総合力を補うのは次第に難しくなります。
また、戦闘を職業としない一般人にとっては、日々の仕事や生活が最優先です。慌ただしい日常とは別枠で、大量のトレーニング時間とエネルギーを投入するのは現実的ではありません。
そして、体を壊しかねない過酷な訓練は、護身のための手段としては本末転倒になりかねないのです。
多くの人が本当に必要としているのは、「相手を倒す技術」ではないはずです。まず危険な状況に陥らず、いざという時に身を守り、平穏な日常を過ごすための術でしょう。
護身に特化した日本武術の粋
八光流柔術は、体力差を超える術理を重視し、「短期習得」を特徴としています。相手と戦う必要はなく、勝つ必要もありません。そもそも相手を殺傷する目的などあるはずもないのです。
あくまで「身を守る」ことに徹した護身道です。
その正式名称は「日本武芸司護身道八光流柔術」。流儀名そのものに「護身」が明記されている点は、非常に象徴的といえます。
創流は太平洋戦争が始まった1941年(昭和16年)。日本においては大戦が迫る時代背景の中、「誰もが戦禍で身を守る必要があった最後の時代」に生まれました。そして戦後、時代に応じた護身術として完成されています。
一般に、明治維新以前の武術が古武術とされるため、八光流柔術は古武術に分類されませんが、その理合がまだ色濃く受け継がれていた時代に成立したのです。
「古武術・スポーツ武道・格闘技と違う、八光流柔術の存在意義」については、こちらの記事に詳しく書きました。
現代において、AIなどの科学技術の進化がとどまらないように、世界中の格闘術も進化をしつづけています。最新の格闘術は、その見た目のままに実戦的であり、テクニックが具体的でバリエーション豊かです。
それに比べると八光流柔術は、格調を重んじた芸事のように見え、シンプルで抽象的に感じるかもしれません。
しかし実のところ、武術の本質や極意をかなり明確に伝えていて、誰もが学びやすいように体系づけられています。そこから、千変万化の応用を生み出していくのです。
いつの時代も、武術・格闘術の本質は変わらないのではないでしょうか。伝統的な日本武術の粋(すい)を、護身という目的に特化して学べるのが八光流柔術です。
「一般人が使える護身術」という観点では、八光流柔術は最有力の選択肢といえるでしょう。
体験参加をご希望の場合や、聞きたいことがある場合のお問い合わせに際しては、下記フォームより、どうぞお気軽にお願いします。
あるいは、InstagramやFacebookからのメッセージ等で、お問い合わせをいただいても大丈夫です。
ご返信は、翌日か、遅くとも2〜3日以内にさせていただきます(送受信のトラブルがない限り)。



