武道ごとの「黒帯」までの年数と意味について

畳んだ白い道着の上に載せた黒帯 お知らせ・ブログ

「黒帯を取得するまで何年かかるのか?」
これは、武道に興味を持つ多くの人が抱く疑問です。
しかし実際には、空手・柔道・合気道・剣道・ブラジリアン柔術など、武道によって黒帯(段位取得)の難易度や意味は大きく異なります。

本記事では、武道ごとの黒帯取得年数とその背景を比較しながら、黒帯の本当の意味について解説します。


異なる黒帯の重み

自己紹介や世間話をする際、その相手に武道を「やっている」、あるいは「やっていた」と伝えた場合、こう聞かれることは多いでしょう。
「黒帯ですか?」、剣道なら「段持ちですか?」と。

そのように現代では、黒帯取得者や有段者であることが武道熟達者としての証になっています。

一般的に武道の未経験者、または空手、柔道、剣道、合気道、少林寺拳法などのうち、一つの武道だけしか経験していない場合、黒帯(有段)の重みは全て同じように感じるかもしれません。
しかし実は、黒帯に対する意味付けは、武道・武術の種類、流派、団体、師範によって様々なのです。


一般的な武道における黒帯

もちろん、稽古に割ける時間や個々人の努力やセンスにもよりますが、ざっくりいうと、伝統派といわれる空手流派では、黒帯(初段)まで2〜4年ぐらいが目安でしょう。
伝統派では、黒帯になって基礎が修了して、そこから本格的な入門になるともいえそうです。

また、柔道、合気道、少林寺拳法は、上記の伝統派空手に近く、2〜4年ぐらいが目安ではないでしょうか。
剣道には帯制度がないものの、初段取得までは同様に2〜4年ぐらいといえます。

このように多くの武道では、黒帯(初段取得)までは意外と早いものです。それは最初の目標であり、そこからが本当のスタートといわれます。
しかし、いずれの武道も二段、三段となれば、急激にレベルが上がっていきます。


フルコンタクト空手とブラジリアン柔術の黒帯

一方、極真などのフルコンタクト空手では、昇段試験に過酷な10人組手が課されることが多く、年数も5〜10年ぐらいになります。
つまり、黒帯になった時点で、相当な実力を備えていることを示しています。そしてむしろ、初段と二段以上の差は割と少ないように感じます。

そして、最も黒帯に重みがあるのは、今一大ブームとなっているブラジリアン柔術でしょう。
ざっくりといえば、黒帯まで10〜20年ぐらいであり、そうなると完全に師範レベルです。稽古を続けていても、そこまで至らない人のほうが多いかもしれません。

ブラジリアン柔術の帯色は、白帯、青帯、紫帯、茶帯、黒帯と上がっていきますが、青帯か紫帯の時点ですでに、一般的な武道の黒帯レベルの難易度といえそうです。

以上は、それぞれの武道や流派が示す黒帯(初段取得)の意味の違いであり、どれが正しいとか優れているという話ではありません。ただ、難易度には、意外と大きな差があるといえるでしょう。


八光流柔術における黒帯

最後に、八光流柔術は、最も早く黒帯を取得できる武術かもしれません。入門時は白帯ですが、初段技(21手)を一通り学んだ段階で、初段修了の証として黒帯が授与されます。
一定期間に集中して稽古すれば、早ければ半年ほど、遅くとも一年ぐらいで十分に可能です。

それは決して単に黒帯の存在が軽いのではなく、技術レベルが低いのでもありません。護身武道だからこそ、万人が早く習得できるような体系になっているのです。

ぜひ八光流柔術で早々に黒帯を取得していただき、もし誰かに「黒帯ですか?」と聞かれた場合は、胸を張りつつも謙虚に「はい」と答えてほしいと思います。

八光流柔術の服装や帯色については、記事「稽古の時の服装はどうすればよい?」、記事「黒帯よりも上の帯色について」でも詳しく書いています。


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