合気道と八光流柔術は何が違うのか?

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合気道に興味を持たれた方の多くは、「相手と争わない」「力に頼らない」「年齢に関係なく続けられる」といった価値観に魅力を感じているのではないでしょうか。

八光流柔術もまた、そうした考え方を大切にする日本武道の一つです。本記事では、合気道と八光流柔術の共通点と相違点について、考え方と技法の整理としてご説明します。


合気道と八光流柔術の比較(考え方と技法の整理)

以下は、よく質問される点を整理した比較表です。
もちろん、それぞれの観点を一言ではいえませんし、両者に共通する要素も多いため、かなり大まかに表にまとめたものです。

観点合気道八光流柔術
思想調和・非対立非破壊・護身
技の構造剣の理合いに基づいている身体構造・生理的反応を重視
受け側の協力初歩段階では受け側がある程度合わせることで向上へ導く攻撃心によって力んだ相手にこそ効果的な技法体系
痛み比較的少なく取り組みやすい適度な痛みを活用する
護身として和合する動きが技になる現代の護身場面を意識する
動きの大きさ体捌きなど動作は大きめコンパクト(畳半畳で掛ける)
受け身華麗な飛び受け身も使う低い姿勢で転がる(地味)
高齢者への注意点飛び受け身、膝行は慎重に関節への無理な力には注意

※これは優劣を示すものではなく、主な考え方と表現方法の違いをまとめたものです。


合気道に惹かれる理由は、八光流柔術とも共通している

合気道に関心を持つ方の多くは、次のような点に価値を感じていると思います。

  • ルールに基づく競技試合はなく、勝ち負けを競わない
  • 相手を必要以上に傷つけない
  • 力や体格に依存しない
  • 年齢に関係なく、長く続けられる武道である

八光流柔術もまた、相手と争わず、無理な力を使わずに制することを重視します。

その意味で、合気道と八光流柔術は目指している方向は近い武道だといえます。

これらと同じく「力に頼らない」「年齢に関係なく続けられる」、太極拳については、記事「太極拳の愛好者にも適した八光流柔術」をご参照ください。


合気道を見た人、体験した人からありがちな声

一方で、合気道に興味を持った方や、実際に体験した方から、次のような声を聞くこともあります。

  • 現代の護身術としてそのまま使えるか
  • 相手が合わせているように見えることがある
  • 相手に抵抗された場合はどうすればよいか

合気道は剣の理合いに基づいた体術であり、相手や自然と調和する深い思想を持ち、まさに日本武道の到達点の一つでしょう。
技法の形としては、剣などを仮定した手刀で打ち込んでくる相手や、駆け寄って手首を掴んでくる相手を捌く動作が多くなっています。そのため、現代の護身場面に照らし合わせた場合は、技の適用方法がわかりにくいこともあるかもしれません(もちろん実際は、様々な状況で適用が可能だと思います)。

もちろん、一口に合気道といっても流派や団体、師範によって考え方や稽古体系は様々です。
力の衝突を避け、流れるような鮮やかな動きで表現する道場もありますし、いわゆる「固い稽古」を重視する道場もあります。
また、短刀捕や徒手打撃を含む乱取りや試合を行う合気道もあり、本当に多種多様です。
そして、どの道場もそれぞれに素晴らしい理念を、技法として体現しています。


八光流柔術が重視している「具体性」

八光流柔術では、合気道と共通する非対立・非破壊の考え方を大切にしながらも、以下の点を特に重視しています。

  • 現代の状況も想定した護身武道として整理
  • 攻撃心によって力んだ相手にこそ効果的な技法
  • 適度な痛み(健康に良い刺激)を活用して相手をコントロールする

上記一つ目の「現代の状況」とは、現代人が見慣れた格闘技や現代武道の攻撃(ボクシングや空手のように殴ってくる、柔道のように袖や襟を掴んでくる、など)も、ある程度想定した形になっているということです。
そのあたりについては、記事「古武術・スポーツ武道・格闘技と違う、八光流柔術の存在意義」をご参照いただければと思います。

つまり、次のように考えると、わかりやすいかもしれません。

  • 合気道は、和合する深い思想を持つ武道であり、まさに日本武道の到達点の一つ
  • 八光流柔術は、そのような理念を現代における護身武道として表現している

合気道の思想に共感しつつ、「より現実的な技術として体得したい」と考える方にとって、八光流柔術は有力な選択肢となるのではないでしょうか。


東京・渋谷/白金で学べる八光流柔術

護身道シブヤでは、東京(渋谷区・港区白金)を拠点に、少人数制、あるいは個人レッスンで八光流柔術の稽古を行っています。

  • 初心者の方
  • 合気道に興味がある方
  • 体力に不安のある方

も、無理なく始めていただけます。

合気道に惹かれた理由を大切にしながら、現代の護身武道として学びたい方は、ぜひ一度、八光流柔術に触れてみていただきたいと思います。

当教室で、少人数制、あるいは個人レッスンをメインにしている理由は、こちらに詳しく書きました。


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